作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。
高知のお話、想定以上に増えていきます。
その①とその②に続きます。
高知、エンドレスかも・・・それほどネタが多い。
高千穂も嬉野も、朝宮も、鹿児島もご紹介しようととスタンバっているのですが、高知で停まって進まない・・・
その①でブルー感ない仁淀川を紹介してしまったので今回はコレ。 どうです?上手く撮れてますか?
仁淀ブルー。
ちょうど今、公開されている映画「竜とそばかすの姫」細田守監督の最新作はここ、高知が舞台です。実現するおばあちゃん達の直売所や、国友農園さんの「りぐり山茶」が出てくるそう。
楽しみに、嬉しく、拝見させて頂きます。
そんな国友農園さんの茶畑、ジャングル化が進んでおりまして、現在の様子はこんな感じ。どれが茶の樹かわからない。岩に巻きつく様に茶の樹が生えています。
岩山なのでマムシには快適な住処となっております。
今回、京都からお茶の歴史研究家で紅茶の先生がお見えになって、岩茶の茶園をご覧になりました。
先生は、福建省の岩茶と似ていると言われております。
以前ここ高知も養蚕が盛んで、このザルはその時に使っていたものを、お茶作りに転用しております。
今回も、一通り国友ワールドを堪能し、山のてっぺんのゲストハウスで本場のザッハトルテを頂きながら、紅茶の先生のお紅茶と岩茶を頂き、国友緑茶や国友フレッシュティーを堪能。
一刻の至福の時間はあっという間に過ぎていく・・・
「あぁ、下界に戻りたくない」と、何か別ものになった気分を錯覚し。
お茶は世界各地からこの様に畑を見たいと訪問される方が多いですね。
ここ高知県だけではなく、僕が伺っている産地はどこも海外からのお客様、国内のお客様、様々な職種の方々が集まって来ます。
この茶業界というのは、日本国家が注力し継続発展を促進していますが、相反して生産者は減っています。
現実問題の今後の生産がどうなっていくのか、多くの課題はありますが、おそらくいろんな方法で何とか継続させていくのだと僕は信じています。
それにこれほど人を惹きつける作物も珍しい。
だからこその難しさもあると思いますが、時代は明るい方に進んでいます。
ONE MORE TIME
新たな気持ちで、もう一度お茶を捉えようと思います。
今が正にそんな時代。
そう強く思えた高知の山の上でした。
さてさて。今回も楽しみなお夕食。
高知で美味しいものと言えば「カツオ」
カツオくんです。はい、僕も大好き。叩いていないのが好き。
木をくり抜いたスンバラシイ器で海山のお鮨が登場。どど~ん!!素晴らしい。鮎もお鮨に。鯖、シイタケ、たけのこ、なすび。
紅茶の先生は、世界中の美味しいものを召し上がっていて、相当なグルメ。
でもこのお料理は喜んで下さいました。
そして・・・
高知の夜が一軒で終わるはずがありません。
誰もが喜ぶ「安兵衛」の餃子。ミカンつぶつぶサワーと一緒に。
薄ーい皮の中にたっぷりのお野菜餃子。
軽いので、何個でもペロリ。
腹いっぱいでも一人前は軽くペロリ。
高知に行かれた方は、新鮮なカツオを頂いた後、是非この「安兵衛」で高知名物の餃子を召し上がれ。
ここは志那ソバも美味しい。さっぱり醤油味。
まだ高知のお話は続きそう・・・
山深い、奥深い高知。
今回もありがとうございます。
それと高知には、UFOが降りてくる丘があるそうな・・・
なんかそれも嘘じゃない気がしています。
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