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作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。

第3回九州和紅茶博覧会@東京2017①

毎年11月に開催している国産茶のPRイベント「九州和紅茶博覧会2017」
2017年11月22日と23日の2日間開催致しました。

これで3回目。
初回から皆勤賞で出てくださる方も。
鹿児島県代表の堀口園の堀口さん、宮崎県代表の宮崎茶房の宮崎さん。
このお二人、対応もスマートでファンも多い。

鹿児島県志布志市の堀口園の堀口さん。
今回はウーロン茶と紅茶を持って参加。
さすが堀口園、きっちりと品質を揃えてくる所が素晴らしい。

そして
こちらが宮崎県五ヶ瀬町の宮崎茶房の宮崎さん。
見てこの笑顔!
宮崎さんは紅茶界のパイオニア。
品種登録が多い宮崎県で20種類ぐらいの品種を栽培し、高冷地である五ヶ瀬町の風土を生かした香りと風味を出しています。

この会場は、11月22日開催の「東急プラザ銀座店7階のハンズエキスポ

当日はこの賑わい!
皆様、ありがとうございます。

今回から始めた企画は「人気紅茶の総選挙」
投票式で、1種類だけお気に入りの紅茶に投票してもらいました。

各産地の紅茶は、それぞれの個性がある(多様性)から良いものです。
だからどれかを選ぶ事をしようとは思わなかったけど、このイベントは参加者よりも生産者に重きを置いたものなので、一般の方々の好みの傾向を知るのは大事かと思い・・・

開票してわかったことは、
やはり好みがばらけてる。
好きな味は人それぞれなんですね・・・
しかもトップとは一票差。
2位が3種類ある!的な。

さて、
22日のセンターは?
エントリーナンバー11番、鹿児島県代表の徳之島製茶の「徳之島紅茶
鹿児島の島茶が受賞しました!
おめでとうございます!!!

Discover Japanの田中様よりメダルの授与!

鹿児島県の遠く南の島で、島内唯一のお茶の生産製茶をしている豊村さん。

彼はとても謙虚。
「紅茶づくりの先輩方がいらっしゃるので同席させてもらうのもおこがましいのですが、こんな名誉な賞を頂いて・・・」
恐縮しっぱなし!

でも投票に偽りはございません。
徳之島紅茶が好き!というお客様が多かったということです。

僕が思うに、やはり飲み物は「地域の味」だから
徳之島のイメージ(のんびりほのぼの)も入っての味に仕上がっているのでしょう。

このイベントは地域PRも兼ねているので、地域のことを伝えることがとっても大事。
だからポスターやのぼりなどを貼って地域性を出すことをお勧めしています。

グランプリになった徳之島製茶の「徳之島紅茶」は
このイベントを開催した東急プラザ銀座店7階ハンズエキスポの和紅茶売り場で買うことが出来ます。

そして、
地域性といえば、ここ。
福岡県代表、お茶の千代乃園、原島さん。
福岡の銘柄と言えば八女茶。
県では玉露を鬼押ししていますが、お茶の多様性に気づき、たくさんの種類にチャレンジされています。
原島さんも八女市矢部村。
さくらの花のフレーバーティー、さくら紅茶はしみじみ旨い春の味。

かわいい娘さん、奥さんも一緒に参加してくれました。

原島さんの地域紹介の時、矢部村の地域おこし協力隊の方が、語べ的にポエムを読むように矢部村の紹介をしてくれて・・・

あ、この方!
宮崎県日之影町代表の一心園の甲斐さんと日之影役場の甲斐君の間に!

近頃、いろんな方が地域おこし協力隊という形で地域に入ってますね。
そのまま残ってその地域で起業する方や、また違う地域で協力隊になる方まで様々。

一心園の甲斐さん、飲み比べで出した緑茶部門で一番人気でした。
「月の雫」つきのしずくという釜炒り茶。
紅茶もオリジナルブレンドは定番の人気で、最近品種別のウーロン茶を作っていて、それがかなり良い!
宮崎県は県北部に位置する、この日之影町、お隣の高千穂町、そのお隣の五ヶ瀬町、三町まとめてお茶が凄い!
その中でも日之影町のお茶と言えば、
一心園さんのお名前があがってきます。
実力派!

宮崎県の県北には「甲斐さん」という苗字が多い。
だから皆さん下の名前を呼ぶんですね。
てつや、まさや、かずき、など・・・
「かいさーーーん!」と呼んだら全員が振り向く感じです。

次は大分県代表の「小野農園」さん。
前回から続いて二回目の参加。
もう慣れている感じ・・
今回は奥さんと一緒です。
親戚のお姉さんの軽快なトークに推され、ご夫妻は直立不動で対応されていました。
それが小野さんらしくて好印象。

小野さんのお茶、弊社でパッケージをデザインさせて頂きました。

小野さんは、お茶とシイタケ、銀杏を作っていまして・・・
その銀杏の葉を使った発酵茶を開発中。
銀杏葉に含まれるギンコライドという成分は認知症の抑制にいいみたい。
僕も集中したい時や会議の時など、ギンコのサプリメントを飲んでいたりします。
これからはこのいちょう葉紅茶を頂こうと思います。

素敵な場所で、美しい夜景を見ながら、会は大いに盛り上がり・・・・
締めの言葉は紅茶界の重鎮、紅茶専門店紅葉くれはの岡本さん。
佐賀県で素敵なティーカフェを経営されています。
紅茶の業界を牽引している岡本さん、これからも和紅茶博覧会を何卒宜しくお願いします。

この日はそのままみんなと打ち上げ。
まだ翌日があるのだけど・・・
会場のハンズエキスポカフェで美味しいお料理を出してくれました。
しかも飲み放題に!

たくさんの方のお力添えを頂いて一日目を無事に終えることができました。
ありがとうございます。

さて二日目は
会場を大手町に移します。
初めての会場となる「さんさんらぼふゅーちゃー

どんな素敵な出会いがあるのかな。。
明日もワクワクです! つづく

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