つたえる

作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。

2016インバウンド農業観光ツアー②@熊本県(水俣・芦北・津奈木)

さて充実の「山のくらし」が終わり、2日目は「海のくらし」

今日は水俣海岸部、海からスタートし、海で終わる予定。

まずは水俣唯一のダイビングショップ「シーホース」の森下さんから水俣の今の海のお話を・・・

向かった先は水銀で汚染された湾を埋立て、現在公園になっている「エコパーク水俣
水俣・芦北地域雇用創造協議会の福田さんから説明を。
福田さんはこのツアーの受け入れ側の調整を全てして下さいました。
この様に地域で動いて下さる方がいないと、地元密着ツアーは開催できません。
まだまだ今回の為に力を貸して下さった見えざる方々がたくさんおられます。
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あぁこんなに美しい海を見れるなんて・・・
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森下さんは水俣生まれ。
学校を卒業した後、一旦は名古屋の自動車関係の会社に就職し、その後ダイビングに魅了され世界各地の海へ潜るも、故郷水俣に戻り、ここでダイビングショップをOPENする。
その決意たるや相当の覚悟。
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ダイビングショップの名前になったのは「シーホース」たつのおとしご。
ココでは世界でも貴重なたつのおとしごの産卵まで撮影できています。
オスとメスがくっついて求愛行動をとる姿は「水中に漂うハートマーク」だそうです。
ロマンチックですね~。
あの有名な「さかなくん」も産卵を見たい!とかけつけたのですが、彼はまだ見れていないそう。
さかなくんは当分みなまたを訪ねる事になるでしょう。
彼ならきっと見る事ができるのでしょうね。

さて、森下さんから興味深い海の中のお話を聞いた後、ちょうど今季収穫が始まった牡蠣漁の船に出くわしました。
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みんな牡蠣は好きですねー。
カメラや携帯でパシャ!
フェイスブック、ツイッターでUP。
旅はその繰り返し。
一斉にツアー客が水俣の様子をUPします。
今回は香港・上海・台湾の方もおられるので、この情報は海外にまで飛んでます。

そろそろ海を後に、次の施設「つなぎ温泉・四季彩」さん。
雲っていた空も運よく晴れてきて・・・
よかった~!
津奈木の空にドローンが飛んでます。

この施設が温泉・レストラン「つなぎ温泉四季彩」さん。
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小さなトロッコにのって、展望風呂に向かうのですよー。
岩山を上へと向かう急斜面をゆっくりと進み、その先には絶景露天風呂が広がっているそうです。
今度行ってみよう!
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お魚ランチを頂く時にちょうどタイミングよく「もじょか堂」の諸橋君が登場しました。
水俣たべる通信」がスタートするにあたって宣伝です。笑
たべる通信、全国いろんな地域で発行しているそうです。
水俣という地域がスタートさせるという意味はとても深いものがありますね。
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さて太刀魚の刺身や塩焼きなど地元昼ごはんもたくさん頂いて

次は「つなぎファーム」のみかん狩り。
ここは柑橘を自然栽培という形で作る事にチャレンジしています。
柑橘ですよ!りんごは地力窒素に依存するけど、柑橘が無肥料なんて本当に考えられない奇跡!
生産者の吉野さんから津奈木弁でお話を聞き。
通訳さん、こちらもお願いできますか?笑
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さあ!みんなでみかんをちぎろう!
これはスイートスプリング。
外皮は八朔、中は温州。外観が青くても中はあまーい。
特に子供が好きな品種です。
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たくさんみかんも頂いて、しばし綺麗なつなぎの海に魅了され・・・

そろそろ本日のメインイベント「うたせ船クルージング」に向かいます。
ライフベストを装着し。
漁船に乗ってみなさんテンションが上がってます。
見ているこちらもワクワクしてきて・・・
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こちらは撮影班。別の小舟に乗り込みます(天野ファミリー)
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このうたせ船は帆を広げると「海の貴婦人」と謳われるほど、美しい帆船。
以前は瀬戸内地方に多くあったのですが今ではなくなって、ここ不知火湾で現役で使われているのは大変希少です。
今日は観光船として運行してもらっていますが、同じ船で今でも漁に出ています。

見て!
こんなに綺麗か。
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これは漁船ですので、網を投入し、帆を広げ風に任せて進みます。
底引き漁ですので、網の中にたくさん魚が入ると重くなるので、帆を広げ風の力で海底を曳いていきます。
ゆっくりと、ゆっくりと、進み、風が漁をしてくれる。
なんて情緒あるんでしょう。
夕日をバッグに不知火湾を舞台に船が踊ってる。
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30分間じっくりと海の上を漂い
そろそろ上げるかなー!
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おやおや何か捕れてる!
人数分あるかなー。。。
みんなの色めきだった声がこちらの船まで聞こえてきます!

全員笑顔になった所で、そのまま海から今晩のホテルにチェックイン。
ホテルの方も出迎えて下さいました。
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海と夕やけ」さん。
以前、映画祭の時にも使わせて頂きました。
天然温泉の素敵なホテル。

待ってましたー!
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収穫はこれ!
幻の天然えび「足赤えび」
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よし!人数分は十分にあるな!

さてさて揺れない大地を踏みしめて、ホテルで一風呂浴びましょう。
熱めのお湯がさぞかし気持ち良い事でしょう。

一息ついて、夕食です。
地元の方との交流会という事で、船上料理や先ほど捕れた「足赤エビ」の氷〆めなど、地酒と地ビールもご用意!
美味しそうでしょう?
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氷〆めの「足赤エビ」
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どれを食べようかなー?
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せっかく地元の方が来て下さったので、首都圏や海外に住む私達が少しだけお話を・・・
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皆さん、真剣に聞いてくれています。
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2日目の夜はまだまだ続き、地元との熱い交流が生まれました。

さて、いよいよ明日は名残惜しい最終日を迎えます。

今日は朝から盛りだくさん。
海から始り、
海で終わる。

不知火湾、豊かでしょう?
でも最盛期よりも魚群は少ないそう。
それが
公害のせいか?
そもそも近年の環境の変化か?

どちらとも?なのかな・・・・

明日は急遽予定を変更しクルージングの際に見えた、海に浮かぶ日本でただ一つの小学校「赤崎小学校」へ。
残念ながら現在は廃校になっていますが、貴重な地域の財産を見に行きます。
他には
日本最南端の蔵元、日本酒の「亀萬」さん
地域おこしの先駆け「福田農場」さん
そして、家で待つ家族の為に直売所「まつぼっくり」でたくさんお土産を買って・・・

最後の最後まで「ここ」を楽しんで頂けます様に。