作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。
九州の最大都市、福岡県の中心部から
車で20分ほどいくと・・・
シャイで実直、優しい微笑みが印象的な森さんの
大切な柑橘の山にたどり着きます。
森さんは、言います。
『味の良い、本当に美味しいものを
食べてもらいたいのです』
そのこだわりぬいた想いで、
現在は40種類以上の柑橘を栽培中です。
新品種の栽培にも意欲をもって取り組んでいます。
おなじみの、レモン、ライム、早生みかんや
メインは福岡県オリジナル「山見坂ネーブル」です。
これは、小さめのメロンくらいあります。
他にも、しらぬい、はるか、文旦、はれひめ、たまみ、れいこうなど・・・
みなさん何種類ご存じですか?
それそれの特色をもった柑橘を
味わっていらっしゃいますか?
森さんの研究熱心さは樹木を検証することに始まり、
健康な幹づくり、そして有機主体の施肥計画を実行しています。
生態完熟で収穫しているので、柑橘本来のおいしさを
感じることができます。
これらの栽培方法は言葉で現すと簡単なようですが、
作業のひとつひとつが本当に大変なんです。
想いがないと、なかなか出来ないのです。
森さんの想いのつまった柑橘をぜひ皆様にも
味わっていただきたいです。