作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。
熊本県西部、天草諸島。無数にある島々で構成されているこの地域は海のミネラルをたっぷり含んだ風が果樹園に吹き上げることで、ここのみかんは「美味しい!」と言われます。
仲良しご夫婦の水野さん。
よい生産物を生み出すご夫婦は、みんなとても仲がいい。
夫婦の愛が、美味しい生産物を産むのですね。
自園のみかんだけを使い、奥さんはみかんのピールやジャムも作っています。
潮風の吹き上げる南斜面で育つ「みずの果樹園」のみかん達。
栽培歴50年以上、厳しい品質基準を設け、糖度と酸味のバランスが取れたものだけを出荷。
旨みを引出し「熟成」させたみかん達は土壌の細菌バランスを考え、野山の木々を粉砕発酵させた自家製堆肥でまろやかさを引き出します。
遠くに一号橋が見えるでしょう?
天草五橋と呼ばれ、五つの橋でつながる天草諸島。
みずのさんの畑からは、熊本市内から天草に入った最初の橋が見えています。
このみかんは天草。薄皮を感じさせないゼリーのようなみかんです。
果汁が多くて、とっても重くなるので、ヒモで吊らないと枝が折れてしまう。
後継者もちゃんといます。
ここはまだ祖父の代も畑に出ていますので、三世代で生産をしている、大変貴重な農家さんです。
息子さんはぶどうの生産にもチャレンジしています。
シーズンスタートから温州、次に高級柑橘の代表「あまくさオレンジ」、子供も大好きな「パール柑」、デベソがかわいい「しらぬい」、和製グレープフルーツ「あまくさ晩柑」など品種をリレーし出荷しています。
味のブレがない信頼できる生産者みずのさん!
みずのさんの味わいを一度ご賞味下さい。