作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。
佐賀県嬉野市。佐賀県南西部に位置するお茶の名産地。
「うれしの茶」はお隣福岡でも、東京でもファンが多い産地です。
太田さんは30年間農薬を使わずにお茶作りをしています。
嬉野というメジャー産地で真剣にお茶作りに取り組んでいます。
ウンカが付いた年の和紅茶を頂いた時の香りが強烈で・・・
金木犀、華やかな香り。
紅茶はその年の生育状況や発酵の過程で味が変わる魅惑の飲み物。
たくさんの種類を作っています。
「べにふうき」「さえみどり」「ふじかおり」他
ファーストフラッシュ、セカンド、いろんなタイプを。
自園で育てたカモミールやミント、レモングラス、生姜を使った天然のフレーバーティーも。
ふじかおりが好きです。
初めて飲んだ時、奥行きのある良い香りが。
後口の爽やかさはどれとも違う。
緑茶では「釜炒り茶」の産地でしたが、今では宮崎がメジャーに。
近年は「玉緑茶」が主力になっています。
嬉野の玉緑茶も素晴らしい。
家族で力を合わせ、茶作りを続ける。
ここ嬉野は日本三大美肌の湯「うれしの温泉」も。
観光地であり、生産地である。
ちょいと足を延ばせば「有田焼・伊万里焼」など豊富な茶器も。
魅力が詰まった地域の
魅力そのものの生産者、太田さん。
この方がいれば嬉野のお茶生産は大丈夫。