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作物の生産から食卓へ。つくる事は「人の手」を繋ぐリレー。種を撒き、育て、収穫する。そして、調理する。「人の手」が繋いだものが形を変えていく事。

西へ!南へ!収穫の旅@福岡、佐賀、長崎、鹿児島

ぐるっと九州ひとっ走り!

今回の九州は寒かったーーー!

農家さんとお会いしている時はテンションが上がっているので気づいてないのですがどうやら風邪菌をもらっていたみたい。

周りも風邪をひいている方が多いですね。

 

今回の九州も美味しかった!

まずはシーズンを迎えている柑橘!

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いいでしょう?これは長崎西海町、岸本さんの果樹園。

翌日に収穫する予定だそうです。

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ゴールドクイーン。これに会いたくて長崎まで車をぶっ飛ばしました。

薄皮は感じないほど薄く、甘い果汁はたっぷり。とろーりとトロケル果実。

品質もいい。玉も揃っている。今年はとても綺麗。

思わず3個ペロリ!

美味しい。やはりとても美味しい果実です。

出荷先、募集中!

 

長崎西海市を後にして佐賀県鹿島市へ。車でちょうど1時間半ぐらい。

途中で、うどん食べたり、魚を突ついたり。道の駅を覗いたり。

気分よく海岸線をドライブ!

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そして到着、木原果樹園。雨の中すみません。

鹿島市は日本三大稲荷の「祐徳稲荷神社」があります。

そしてここにはビックリするぐらい旨い持ち帰り専用のうなぎ屋も。

「峰松うなぎ」

柑橘が目当てなのか?うなぎが目当てなのか?

うなぎって言ったら怒られる。

 

見て下さい!今年のデコは玉が揃ってる。しかも豊作。

ありがとうございます。大切に育てて下さって。

皆様に旨い蔵出しデコを召し上がってもらいますね。

木原さんの果実は今の時期、まだ酸味がかなり強い。

ツン!と脳天を貫く。

でもそれがなければ来年7月まで出荷することができない。

長期熟成に耐えうる強い酸味が必要。

来年3月頃には糖度18度になります。それはもうかなりデリシャス!

ただ甘いだけの柑橘は少し物足りなくないですか?

何でもバランスが大切。

酸と糖のバランスで「旨い!」が決まるのではないでしょうか?

西海の岸本さんも佐賀の木原さんも「発酵微生物堆肥」を使っています。

やはり微生物の力はすごかー。

野菜も果樹もかなりいい。

 

そして次は福岡2件の生産者。

粕屋郡の柑橘博士、森さん。

ゴールドクイーンも産地が違うと色も違う!こちらはかなり紅が濃い!

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今年は収穫前にかなり雨が降ったので、少し味が薄く・・・

ま、これが無理をしない「旬の味」なのです。

ハウスで作ると水分管理が楽にできるので、あまーいみかんになります。

路地(屋外)で作ってこれほどの味に仕上げているのは本当にスゴイ事!

これからの時期は晩柑類がどんどん出てきます。

すごーく楽しみ!!森さん、ありがとうございます。

 

そして福岡の西の端、糸島市。

こちらも柑橘の名産地。黄色い「はるか」発祥の地でもありますね。

これはポンカン。まだ青さが残るこのポンカンの旨かった事!

味の濃さには参りました・・・

加茂さんは多品種の野菜と果樹を生産しています。

若手のスタッフも多くて。糸島若手プロ農家の一人です。

継続できる農業を人材を育てながら経営しています。

気持ちいい。話していてとても気持ちよい生産者。

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 こちらは加工用のキャベツ。博多名物「もつ鍋」になるのかな。

これで作るもつ鍋は旨いだろうなー。

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 寒玉だけを作っていて。この時期早生キャベツも出ていたのですが。

加茂さんが作る野菜、やはり欲しがる所が多いそう。

福岡市近郊型生産者、きちんと物が作れるプロには、オファーも多いのですね。

加茂さん、ありがとうございます。

ポンカンの収穫時期に又お邪魔します!

 

そして福岡から一気に南下。鹿児島へ。

鹿児島市のそのまた下の薩摩半島(桜島を中心に左側)

南さつま市「小田畜産」

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最近お気に入りのさつま黒牛「小田牛」

国産の上質な和牛なら、やはりこれがおススメ。

さっぱりした脂と濃い肉の味。

キレが良くてコクがある。嫌な臭いは一切無し。

生産~肥育までの一貫生産。

2頭からスタートした頭数も今や6000頭。

この生産技術は半端ない!

でも機械化とは無縁の育て方。40年前と同じ、人の手が育てます。

この肉の最大の特徴は「品質の安定性」

通常、松坂牛や神戸牛などの銘柄牛は同じ地区で生産する肥育農家さんが数件集まって「○○牛」として出荷している。

国内で販売されている銘柄牛はほぼその形。

小田牛も鹿児島県産黒毛和牛と言えばそうなります。

でも銘柄牛と言えども生産者毎の飼育法がありますので、それぞれ味が違う。

同じ松坂牛でもAさんの肉とBさんの肉はやはり味が違うのです。

その違いは微妙だったり、かなり差があったり、まちまち。

それが「品質のブレ」

牛肉には等級があり、よく松坂のA5ランクが最高!などと聞きますが・・・

A5とかA4は味ではなく精肉率。一頭からお肉として販売できる肉の量でランクが付きます。

スジや脂身など捨てる部分が多い肉なら当然精肉率が下がるので等級も下がる。

しかもA5なんてめったに出ないのですが、東京ではA5ランク一頭買い!なんて看板をよく目にします。冷ややかにその看板を眺めつつ・・・

旨い牛肉は等級ではないのです。

小田牛は小田さんが育てた和牛を生産者だからこそわかる目利きで買戻し、販売しているから品質が安定しています。

召し上がって下さる方への「安心感」と生産者としての「責任感」

自分の名前「小田牛」を名乗っている理由です。

ちょうど、伺った時はお歳暮用のギフトパックを詰めていて・・

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丁寧に。一枚ずつ。

こちらは捨てる部分のスジや端っこ。これがたまらなく旨そうで・・・

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今回もありがとうございます。

そして、南さつまを後にして九州茶処、南九州市「知覧」へ

 

今回は「知覧特攻平和会館」にも伺いました。

本気で考えないといけないこれからの日本の課題がリアルに見えてきました。

宮崎アニメ「風たちぬ」のゼロ戦も実機が飾ってありました。

過去を知るという事は、未来に向かって今を築く事。

頭が下がり深く考えさせられました。

いろいろと考えを巡らしながら一路、元気がもらえる茶園へ。

 

鹿児島茶と言えばこの人「下窪いさお製茶」

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三代目の健一郎君。

いつもの様にお茶の講義が始り、勢いのあるしなやかな茶の作り方をまた一つ勉強させて頂きました。

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左が下窪さんの茶葉。右がその他大勢の茶葉。

葉の大きさと勢いがまるで違います。

旨いお茶は、いかに良い茶葉を生産できるか?

ココも小田牛と同じ、栽培~製茶までの一貫生産。

生産者だから自分ちの茶葉の特徴が良くわかった上で製茶ができる利点があります。

もちろん畑のお茶は自社工場でお茶になるまで仕上げます。

下窪家が生産から製茶まで一貫して作り上げる!品質が高い理由でもあります。

今は秋番茶が終わり、来年の一番茶の為に堆肥を入れる時期。

ここも柑橘農家さんと同じ完熟発酵堆肥。

お茶用に仕上げた堆肥がどのように効いてくれるかな?

来年の一番茶が楽しみです。

 

そしてそして。

未来の下窪いさお製茶の跡取り二人。

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先月生まれたばかりのお姫様とお姉ちゃん。まだ他に二人います。

 

この子達を見ていると、先の戦争で散った英雄たちが、何故あれほどまでに清々しい顔で旅立てたのか?少しだけどわかる気がします。

この笑顔ですね。

この笑顔が守れるなら、自分の命は惜しくなかったのかも。

 

きちんと生きて行かねば。

 

余りにも知らなさすぎる日本人。まずは自国の歴史から。

生産の現場もその土地の歴史を知ると理解度がUPする部分もかなり多い。

先の事を妄想するより前に、まずは過去を知り、未来へ向かって今を築こう!

 

そしてのどぬーるスプレーで腫れた扁桃腺を早めに治そう!

 

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