茶産地を巡り、たくさんの地域の、たくさんのお茶を、飲んで感じた事。
日本のお茶は地域のテノワールに満ちていて、どれ一つとして同じものはなく、それぞれがその土、空気、気候により複雑な味の構成を織りなしている。
多くの産地を巡って作ったお茶、喜久彦のお茶。
まずは紅茶・緑茶・ほうじ茶の基本3種類。
これからはブレンドティーやフレーバーティーなどのラインナップも。
茶処「五ヶ瀬」の緑茶。五ヶ瀬は九州島の中で最も標高が高い600mの茶産地。
この地域には五ヶ瀬スキー場があり、九州なのに寒さが厳しい産地でもあります。
寒暖差が美味しいお茶を育む。
釜炒り茶が有名な産地で、この緑茶も釜炒り茶。
釜炒り茶とは、生茶葉から茶を造る最初の加熱工程(殺青)を「蒸す」のではなく「炒る」ことで行うもの。色は黄金色に近く、蒸し製緑茶よりもひときわ香気(アロマ)が高く、味はさっぱりしています。
喜久彦では、この香り高い釜炒り茶をフルボディと位置づけます。
お茶漬けによく合うお茶です。
緑茶と同じ産地の紅茶。紅茶は緑茶と同じ茶葉を使い、途中で「発酵」させて作ります。
外国産の紅茶と異なり、日本産の紅茶は「和紅茶」と呼ばれ、柔らかい香りと味わいが特徴。
地域固有種の「在来」を使い地域品種とブレンド。
濃く入れても渋みが少ない、香りと余韻にこだわった紅茶です。
こちらも宮崎県五ヶ瀬町産。
最近人気のほうじ茶は低カフェイン。鉄釜で薪を使って少量ずつ焙じます。
多くの茶畑から茶葉自身が香るものだけを厳選。これは大地の自然の力。
合成香料を付けたり、保存料を添加したりはしていません。茶葉からそのまま作ったほうじ茶。
烏龍茶に似たお花の香りがします。
ミルクほうじ茶にすると気分もリラックスします。
※ご注文の際は、必ずコメントにお茶の種類をお書き添え下さい。
例:紅茶1個、緑茶2個 など
価格:各1080円(税込・送料別・代引き手数料別)
生産地:宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町
出荷時期:通年(新茶は5月~)
内容量:2.2g×10PC
保存方法:開封後は茶筒に入れ湿気が入らない様に冷暗所で。